当院で行っていること

特徴

難しい白内障手術の場合でも、安全性と正確性を大きく高めるフェムトセカンドレーザー白内障手術を当院ではおこなっています。
多焦点眼内レンズをお考えの方は、レンズの特性を最大限に引き出すためにレーザー白内障手術をご検討ください。

レーザー多焦点眼内レンズ手術

エキシマレーザー治療について

エキシマレーザー治療は大きく2つに分けられます。

①病気で濁った角膜を透明に戻すPTK(治療的表層角膜切除術)

特徴

特徴

角膜ジストロフィーや帯状角膜変性などの疾患で混濁した角膜を、エキシマレーザーを照射することで、ミクロン単位の正確さで濁った部分だけを切除し透明な角膜にもどす治療がPTK(治療的表層角膜切除術)です。手術自体は5分程度で終わるものですが、術後は治療用ソフトコンタクトレンズを使って角膜を保護する必要があります。
コンタクトレンズと内服・点眼で痛みを最小限に抑えることが出来ます。 角膜表面の細胞が再生して見え方が改善するまでに2~4週間程度かかりますが、年齢等による個人差もありえます。

  • 1点眼麻酔

  • 2レーザー手術(5分程度)

  • 324時間連続装用ソフトコンタクトレンズ(3~7日)

  • 4術後通院(翌日・1週間目・2週間目・1ヶ月目など)

  • 5 点眼治療(3ヶ月以上)

費用等

自費医療です。
片眼:80,000円
両眼:120,000円
当院で白内障手術を受けた方は片眼:50,000円、両眼:80,000円(但し手術適応に関しては医師との相談が必要です)

②近視・乱視・遠視を治して眼鏡の必要性を減らすPRK(角膜屈折矯正手術)

特徴

近視・乱視・遠視などで裸眼視力が以前から低い方、白内障手術を受けたが眼内レンズの度数ずれで裸眼視力が不良な方、視力の左右差が気になる方などが対象になります。原則的に眼鏡やコンタクトレンズで良好な視力が出る方が適応ですが、著しく乱れた乱視を治療する場合もあります。

治療の流れ

  • 1点眼麻酔

  • 2レーザー手術(5分程度)

  • 324時間連続装用ソフトコンタクトレンズ(3~7日)

  • 4術後通院(翌日・1週間目・2週間目・1ヶ月目など)

  • 5 点眼治療(3ヶ月以上)

  • 1点眼麻酔

  • 2レーザー手術(5分程度)

  • 3経過観察

費用等

自費医療です。
片眼:80,000円
両眼:120,000円
当院で白内障手術を受けた方は片眼:50,000円、両眼:80,000円(但し手術適応に関しては医師との相談が必要です)

パターンスキャンレーザーについて

特徴

一度に25カ所の光照射を行うことができるレーザー治療装置(PASCAL)で、レーザー治療にかかる時間を大幅に短縮できます。また組織への損傷が抑えられるため、従来のレーザー治療に比べて、痛みが少ないのが特徴です。黄斑浮腫の治療(閾値下網膜光凝固療法:パターンスキャンエンドポイントマネージメント)や、緑内障の治療(パターンスキャン線維柱帯形成術:PSLT)にも応用できます。

治療の流れ

  • 1光干渉断層計(OCT)や光干渉断層血管撮影(OCTA)などによる治療計画

  • 2点眼麻酔

  • 3専用レンズでレーザー照射(10分程度)

  • 4眼帯なしで帰宅、当日から入浴洗顔可能です

  • 5定期的経過観察

  • 1点眼麻酔・レーザー用コンタクトレンズ装着

  • 2レーザー手術(10分程度)

  • 3経過観察

費用等

健康保険適用
3割負担:自己負担額:片眼:約30,000円~50,000円
1割負担:自己負担額:片眼:約10,000円~15,000円

抗VEGF治療について

特徴

特徴

加齢性黄斑変性や糖尿病網膜症(糖尿病黄斑浮腫)などの網膜の異常に対して、症状に関与するVEGFという物質の働きを抑える薬剤を眼に注射する治療法です。注射針を挿入する際の感覚はありますが、痛みはほとんど感じられません。治療開始当初は月に1回、連続3回程度続けて注射することが基本で、症状が安定してきたら状態に応じて注射の間隔と回数を調整します。

治療の流れ

  • 1点眼麻酔

  • 2薬剤注射(10分程度)

  • 3経過観察

費用等

健康保険適用
3割負担:自己負担額 約60,000円
1割負担:自己負担額 約20,000円

SLT(選択的レーザー線維柱帯形成術)について

特徴

SLT

SLT(選択的レーザー治療)とは、眼内の線維柱帯にレーザーを照射し、房水(角膜や水晶体に栄養を補給する水分)の流出を促すことで眼圧を下げる緑内障の治療法です。緑内障の中でも特に多い原発開放隅角緑内障の患者さんに対して有効です。合併症がほとんどなく、何回か治療を行うことも可能で、症状を長期的にコントロールすることで、外科的手術を回避したり遅らせることが可能となります。

治療の流れ

  • 1点眼麻酔

  • 2専用レンズでレーザー照射(10分程度)

  • 360分ほどして眼圧測定と点眼

  • 4眼帯なしで帰宅、当日から入浴洗顔可能です

※治療は外来で行われるため入院は不要です

  • 1診断

  • 2手術適用決定

  • 3精密検査・術前カウンセリング

  • 4点眼麻酔(10分程度)

  • 5経過観察

費用等

健康保険適用
3割負担:約30,000円
1割負担:約10,000円

iStent眼内ドレーン

特徴

緑内障進行防止に確実に有効な治療法は、眼圧(眼の中の圧)を下げることです。アイステント(iStent®)は眼圧を下降させるための管状の医療器具で、わずか1mmの大きさです。房水(眼の中を流れる体液)がスムーズに眼外に流れ出ることを妨げている組織(線維柱帯)にiStent®を挿入することで、眼圧が低下し緑内障治療薬の量を減らせることが臨床試験の結果で確認されました。iStent®挿入は白内障手術と同時に行うので、新たな切開創を作成する必要がなく、高い安全性と速やかな術後炎症の回復が期待できるので、早期に通常の生活に戻ることができます。

治療の流れ

  • 1点眼

  • 2白内障手術(前半)

  • 3iStent眼内ドレーン留置(5分程度)

  • 4白内障手術(後半)

  • 5iStentの位置を最終確認して終了

  • 6経過観察(翌日・1週間目・2週間目・1ヶ月目など)

費用等

健康保険適用(現在は、白内障手術と同時併用に限られています)

手術の合計金額です(白内障手術+iStent眼内ドレーン挿入術)

3割負担:自己負担額 約90,000

1割負担:自己負担額 約30,000

患者さんの立場に立った医療を

白内障手術専門サイト 監修 大船田園眼科白内障手術専門サイト 監修 大船田園眼科

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多焦点眼内レンズ手術、
各種の近視乱視手術、
緑内障検査とレーザー治療など、
より良い眼科医療を目指しています。

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